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多職種研修会(講演、映画「みとりし」上映)を実施しました

遠賀中間地域の在宅医療・介護連携推進事業における多職種研修会として、在宅医療(訪問診療、看取り)についての講演、在宅看取りに関する映画上映を行いました。
1. 日 時:令和4年7月3日(日)10:00~13:00
2. 場 所:遠賀町中央公民館 〒811-4303 福岡県遠賀郡遠賀町今古賀513
3. 内 容: ① 講演 「地域における在宅医療(看取り)について ~本人・家族の思いを支える~」
         講師 遠賀中間医師会病院 統括副院長 末廣 剛敏 氏
        ② 映画上映 「みとりし」
医療・介護従事者のほか、一般住民(民生委員等)の方が参加されました。
研修後のアンケートでは、「普段のかかわりの中で、生き様、想いを聞き取る機会が多いので、最期はどう迎えたいかを含めて聞くことができる関係性づくり、プランづくりをしていきたい。」「最期を過ごしたい居場所、ご本人とご家族での気持ちの違いはあるが、ご本人のお気持ちに寄り添う訪問診療について実際の取り組みの様子を見させて頂き感動しました。そして、ご本人の気持ちを大切にする為にも人生会議は重要だと感じました。どう生きたか…自分の中でも大切にしたいと思います。」「人によって最善の方法が違っていて、本人や家族の方々としっかり話をして何が本当にその方のためになるのかをしっかり考えてあげることが大切だとあらためて思いました。」などの感想・意見を多数いただきました。
自分自身や家族などの近親者、それぞれの役割を通して関わる方について、人生の最期の時をどこでどう過ごしてどう迎えるか。支援する側としてどのような関わりができるのか。そういったことについて今一度考えてみる機会になりました。
地域で在宅療養をされる方を支える一員として、在宅医療についての知識を深め、ご本人やご家族の支援に役立てていただける研修会の企画を今後も行います。