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遠賀中間地域住民公開講座を開催しました。

10/20(土)遠賀中間地域の方の住民公開講座を開催いたしました。

・基調講演
   「 終末の刻を支える」
 ~最期の刻まで自分らしく暮らし続けるために~
 講師:日本尊厳死協会九州支部 ふくおか会長 松股 孝 氏

・寸劇「わしゃーずっとこの家でくらしたかー」・脳トレ「笑顔で脳の活性化」(劇団おかがき)
・日本歌曲他:松岡 絵美氏
・パネルディスカッション
  座長 遠賀中間医師会病院 統括院長 杉町 圭蔵 氏
   1.JCHO九州病院 摂食嚥下障害看護認定看護師        平石 絵里子 氏
   2.公益社団法人福岡県栄養士会 理事 管理栄養士       長江 紀子 氏
   3.一般社団法人福岡県言語聴覚士 理事 言語聴覚士      山田 宏明 氏
   4.医療法人 高島歯科医院 院長               高島 昭博 氏
   5.遠賀中間医師会おかがき病院 リハビリテーション専門医  吉川 公正 氏

 今回の講座では、「終末の刻を支える」がテーマだったこともあり、地域住民の方はもちろん、医師や看護師
などの病院関係者、ケアマネジャーや介護職などの介護サービス関係者などの方々にも多くご参加いただき、
当日は200名の方が参加されました。 日本尊厳死協会九州支部 ふくおか会長 松股 孝氏による基調講演
では、高齢者救急医療の現実と課題、事前指示書の必要性やリビングウィルについてのお話がありました。
その後は各専門分野の方々の講演とディスカッションがあり、「食べる楽しみを支える」をテーマに取り組みや
課題などを発表していただきました。また、劇団おかがき(おかがき病院職員)による寸劇・脳トレやピアノ伴奏
に合わせてオペラ歌手の松岡 絵美氏が日本歌曲を披露されるなど、笑いあり涙ありの一幕もありました。
大ホール横では、在宅医療機器の展示コーナー、血管年齢測定、もの忘れチェックコーナーなどを設け、関心深く
立ち寄られていました。終了後のアンケートからは、「事前の意思表示が大事と思った。最期を選ぶのは、自分
自身でありたい」、「口腔ケア、口・舌運動の必要性を再認識した」、「調理の工夫方法が参考になった」など
多くのご意見、ご感想をいただきました。