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9/2 遠賀中間住民公開講座を開催しました。

遠賀中間地域の方の住民公開講座を開催いたしました

期日:平成29年9月2日(土)13時30分~16時
場所:水巻中央公民館 第ホール

内容:
基調講演「病院から在宅へ、これからの緩和ケア」
 栄光会グループ会長 名誉ホスピス長 下稲葉 康之 氏

パネルディスカッション
 座長 遠賀中間医師会おんが病院・おかがき病院統括院長 在宅総合支援センター長  杉町 圭蔵 氏

 1. 訪問診療医の立場から   おんが病院・おかがき病院    副院長 末廣剛敏氏
 2. 訪問看護師の立場から   おんが病院訪問看護ステーション 管理者 福原照子氏
 3. ケアマネジャーの立場から おんが病院ケアプランセンター  管理者 小田原玲子氏
 4. 訪問薬剤師の立場から   なの花薬局  後藤京子氏
 5. ご利用者家族の立場から  河村明美氏

 今回の講座では、「緩和ケアについて」がテーマだったこともあり、地域住民の方はもちろん、医師や看護師などの病院関係者、ケアマネジャーや介護職などの介護サービス関係者などの方々にも多くご参加いただき、当日は277名の方が参加されました。
 栄光会グループ会長 名誉ホスピス長 下稲葉 康之氏による基調講演では、超高齢・多死・人口減少社会の現状と課題、対策、ホスピス緩和ケアの役割と必要性についての話がありました。その後は各専門分野の方たちの講演とディスカッションがあり、それぞれの立場からの緩和ケアについての実際、今後の課題などが語られました。
 大ホール横では、在宅医療などについてのパネル展示、フランスベッド株式会社九州支社による福祉用具、フクダライフテック九州株式会社による在宅医療機器の展示コーナー、在宅医療や認知症についての相談コーナー、下稲葉康之氏の著書の販売コーナーなどを設け皆さんに各々関心のあるコーナーの立ち寄られていました。

 終了後のアンケートからは、「講師の方々の話に感銘を受けた」「終末期について考えるきっかけになった」「専門職として考えさせられた」などの感想や「地域の住民の方と専門職が一緒に学べる機会をまた作ってほしい」との声も聞かれました。そのほかにも様々なご意見やご感想をいただきましたので別紙にてご紹介いたします。